部屋が落ち着かない・・・。もしかして、部屋がいらないものだらけになっていませんか?
在宅でも仕事ができるからこそ、つい仕事を優先して部屋の片付けを後回しにしてしまうと、どう片付けていいか分からないくらいに散らかることもあるでしょう。
この記事では、いらないものを手放すための片付け方や、物を増やさないために気をつけることを紹介します。
読み終わる頃には部屋の片付けをしたくなり、片付けがしやすくなるので、ぜひ最後までチェックして参考にしてみてください。
いらないものがあるデメリット
いらないモノがあるデメリットとして、多くの人がこのような悩みを持つのではないでしょうか
- 落ち着かない
- 物が見当たらない
- ハウスダストやダニで悩む
一つずつ解説します。
いらないモノがたくさんあると、どうしても落ち着きません。
『いらないモノが多い』=『視覚的ノイズが多い』といった状態。騒音の中ゆっくり休めない・集中できないなどの状態と同じともいえます。
- 集中したい作業中でも、モノが視界に入る
- 視界に入ったモノを知らぬ間に気にしてしまっている
- 一度気にしてしまうと、なかなか忘れられない
集中したい時や、ゆっくり休息をとりたい時などに、なかなか落ち着けません。
いらないモノは、自分でも何を持っているのか忘れてしまっていることがほとんどです。
整理しようといらないモノを見直したことは、誰にでもありますよね。その時、『こんなモノ持っていたんだ!』と思うモノが出てきませんでしたか?
『これ、ここにあったの?!』なんてモノもあるはず。
・・・忘れて同じの買っていたのでは?
モノが見当たらずに新しく購入し直したことがある方は、『モノが見当たらない』のデメリットを経験しているはず。
モノが多いと、きれいに掃除をしているつもりでも、部屋の隅にはホコリが溜まっていたりなんてことも。
ハウスダストは目に見えないほどの小さなゴミですが、モノが多いほどハウスダストはたくさんある状態になりやすいです。
ハウスダストが多いと、アレルギー発症の可能性もあります。
また、どんな布製品にもダニはいますが、モノが多くて掃除が行き届かなければダニの増加につながることもあります。
その結果、アレルギーや皮膚の痒みなどで悩むこともあるでしょう。
いらないモノを処分するメリット
いらないモノがあることでのデメリットの一方、不用品を処分することでたくさんのメリットを感じるはずです。
- いつでも快適
- 使いたいモノがすぐに使える
- 掃除がラク
- お金が貯まる
- 急な来客に困らない
一つずつ解説します。
いらないものを処分することで、いつでも快適に暮らすことができます。
- 物が少ないので、探し物がすぐに見つかる
- 部屋が散らからない
- 掃除がらく。物の管理もしやすい
物が少ないことで部屋は散らかしたとしても、すぐに片付けることができます。
また、よく探し物をする人は、物を減らしてからすぐに見つけられるようにもなるでしょう。
いちいち物を避けてから掃除をする手間も必要ありません。
使いたいと思った時に、サッと取り出して使いたいものを使えることも物を減らすメリットの一つです。
『使いたい物をすぐに使えない』=『どこへしまったのか分からなくなった』
といった状況の時って、少なくないですよね。
ですが、物が少ないことで自分でどこにしまったのか把握することができます。
使用した後も、元の位置に戻しやすいので、片付けるのも簡単です。
物が少ないことで、掃除がラクになります。
物を避けながら掃除をするでしょう。物が少ないことで、「物を避ける動作」が少なく済みます。
掃除に対するハードルも下がるので、綺麗な部屋をキープしやすくもなりますよ。
片付いていて掃除がラクだと、家事に対するストレスも激減しました。
物が少ないことで、自分が持っているものは何か把握することができます。
また、自分に必要な物がわかるので、無駄な買い物もしなくなりました。
欲しい物があっても、本当に使うのだろうか?と考えて、結局買わないなんてことも増えました。
その結果、無駄な出費をしなくなり、自然と貯金できるように。
お金を貯めたいと思ったら、まずは物を減らして自分にとって必要なものは何か見直してみましょう。
「近くまで来たから〜」と訪ねてきた家族(特に義家族は、片付いていないと気を使いますよね笑)や、友人がいきなり来て焦ったことは、誰でも一度はありますよね。
私も部屋が物で溢れていた頃、いきなり来た義母や友人に対して困りました。
その原因は「物が散乱した、片付いていない部屋を見られること」でした。
ひどい時には、玄関先で対応して帰ってもらうことも。
(急に来たので、その対応でいいとは思うんですけどね。帰ってもらうことに気が引けるのも事実。)
物を少なくしてからは散らかりにくくなったので、急に来客があってもサッと片付けて済むことがほとんど。
子どもがいるので、多少散らかっているのは仕方ないのですが、恥ずかしくない程度にはなりました。
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いらないものを手放すための片付け手順
何か作業をしたくても、いちいちスペースを確保してからでなければできないなら、やる気も無くなってしまいます。
どこか一つでも、『すぐに何かができるスペース』を作っておくことで、作業も効率的に行うことができます。また、そのスペースがあるからこそ他の散らかったところが気になって、気づけば片付けをしていることも。
思い立った瞬間に何でもできるスペースは、散らかしても片付けて綺麗をキープしておきましょう。
断捨離をする過程で、不要なものをまとめて一つにしてはいませんか?
実は不要なものでも、勢いに任せて処分しようとしているものもあるかもしれません。
不要な服を処分するなら、服だけをまとめておき、雑貨を処分するなら、雑貨だけをまとめるようにします。
こうすることで、勢いで思い出の品まで処分せずに済みます。
思い出の品は、2度と手に入らないものです。慎重に処分するか選択するためにも、思い出の品は必ず最後に処分しましょう。ただし、思い出に浸ってしまっては作業が進まないので、注意しましょう。
収納を考えるときは、スペースを意識しながら収納しましょう。
誰でもスペースがあると、つい埋めてしまいたくなりますが、あえてスペースがあることで見た目もスッキリしやすく、心の余裕も持つことができます。
少々物が増えてしまったとしても、とりあえず収納からはみ出ることは少なくなるはずなので、スペースを意識して収納するようにしましょう。
モノを増やさないように心がけること
物を必要以上に持っていると、手入れなどの管理も大変ですし、当たり前のように散らかります。
クローゼットの服を見直して『こんな服もあったんだ』と思えば、今の自分に必要のない服を持っていたってこと。
今の自分に必要なものを持つことを意識することで、周りには必要なものだけな状態に近づくことができます。
断捨離をしていると、つい全て手放さなくてはならないと感じてしまいます。ですが、中には2度と手に入らないものもあるはずです。
また、必要なら買えばいいや!と、買い替えを前提として手放そうとすると、いざ買い替えるときにお気に入りのものに出会えないこともあります。
代用できるものは代用したり、迷っているものは期限を決めて保管しておくなどと対策してみましょう。手放しすぎることなく、捨ててしまって後悔することも避けることができます。
床や机に置きっぱなしになりやすいものは、もしかしたら不要なものかもしれません。
特に床に置きっぱなしなものは、不要なものである場合がほとんどです。必ずものの定位置を決めて、使用したら戻すようにしましょう。
床や机に物がないだけで、掃除がしやすくなり、さらに部屋を綺麗にしたいといった意欲も出てきますよ。
安い食器も高い食器も、結局食べるものは同じなので味も変わらないはずです。しかし、高い食器の方が満足度は増すのではないでしょうか。
同じものでも、自分の感覚や体験を選ぶことで、より良い暮らしへ繋げることができます。
また、ものはいつかは壊れてしまいますが、体験したことや経験はずっと残ります。
体験することが自分磨きにもつながることも少なくないので、物を買うときもそれが自分の満足度をあげる体験につながるか考えると、むやみに物を増やすことも少なくなるはずですよ。
今使わないけれど、いつか使いそうだなと思ったり、勿体無いと思ったりして捨てられないものはありませんか。
結局いつか使うと思ったものは、いつまでも使わずに埃をかぶっていたり、勿体無いと思ったものも結局使わないままなことが多いでしょう。
明確に使い道があれば、すぐにその用途で使って、使い道が思い付いたけれど使わないままであれば、すぐに処分しましょう。
まとめ
部屋中いらないものだらけだと思ったら、まずは目に見えるところから見直してみましょう。
よく使うスペースからでもいいし、普段は使わないけれど気になったところでも、見える箇所の物を見直すことで、パッと見るだけでも片付けられたと実感しやすくなります。
自分で片付けられた!スッキリした!と実感することで、また別のところを片付けようと行動しやすくなるはずです。
物を処分しても、またいらない物だらけにならないように、『モノを増やさないように心がけること』で紹介したことを気をつけてみてください。
早速実践して、スッキリとした居心地の良い部屋を作ってみましょう!