
急に断捨離したくなった!捨てて後悔しないものって何?

なんで急に『捨てたい』と思ったのだろう?

物が少なくなって、何が変わるの?
そんなお悩みや疑問があるのではないでしょうか。
一つでも当てはまる人は、ぜひこのまま読み進めてください。
急に家の中にある物が多く感じて(実際に多いこともある)、捨てたい衝動に駆られる時がありますよね。
この衝動だけで断捨離をすると、「捨てなければよかった」と後悔しそうで不安な方も多いでしょう。ただ、捨てることで部屋も心もかなりスッキリします。
それだけではなく物が少なくなることでの私生活の変化ももちろんあるんです。
この記事では即捨てしても困らない物や、逆に後悔してしまう物の紹介、断捨離した後に変わることや、断捨離のコツについて紹介します。
【即捨てOK】困らない物10こ
捨てたい!断捨離したい!そんな衝動に駆られた時に、迷わず即捨てしてもいいモノを10個紹介します。
以下で紹介する物だけでも捨てると、かなりスッキリするはずです。
では、一つずつ解説します。
あとで家計簿につけようと思って置いている、または財布に入れっぱなしのレシートや領収書はありませんか?
子どもが学校からもらってきたプリントなど、後でゆっくり見ようと思ってそのままにしてはいませんか?
そのような紙類があれば、サッと捨てましょう。捨てても特に困りません。
どうしても家計簿に記入したいなら今すぐ書いて、パッと捨ててください。
プリント類の処分が不安なら、今すぐスマホを持って写真を撮っておきましょう。
使用目的が済めば、ただのゴミ。サクッと家計簿に記入したり、参観日の日程をチェックしたりして捨ててしまいましょう。
ハサミや爪切りなど、同じ用途・同じ物が2つ以上あることは珍しくありません。ですが、一つあれば十分です。
とはいえ、家族それぞれ自分用に持っておきたい場合は別です。そのまま所有しておいた方が良いでしょう。
よく洗剤の成分表を見ると、同じ成分が入っているのに用途(掃除場所)が違う商品として売っている場合があります。このような物も、私はどちらか1本にしました。
買い物の際も迷わず購入できるので時短にも繋がり、余計な物を買わないで済むので節約にもなります。
用途が同じものはないか、1度見直してみましょう。
1年以上使っていないものは、問答無用で捨てても困りません。特に衣類は、放っておくと普通に1年以上着ていない服が出てくるはずです。

ハンガーにかけて全部見えるようにしていたのに…
ハンガーにかけていたとしても、手に取るのはいつも無意識にお気に入りの同じ服ばかりということもあるでしょう。
1年以上使っていない物があれば迷わず捨てて、よく使う(着る)お気に入りの物だけにしておきましょう。
壊れたものは今すぐ捨ててください。
破片でケガをする可能性があるだけではなく、風水的や運気的にも壊れたものはよくないと言われています。
特にお皿は、縁が欠けているのにそのまま使用している方も多いのではないでしょうか。
完全に壊れたわけではなく『欠けているだけ』なので、まだ使えます。ですが、欠けているだけでも『破損した物』です。
もしお皿の数が多いのであれば、これをキッカケに欠けているお皿は手放してみてはいかがでしょうか。
収納から溢れたものはハッキリ言って、処分しても困らない物が多いでしょう。
もし仮に大切な物だとするなら、きちんと収納に入れておくはずです。
収納ケースが小さくて入らないのであれば、すべての持ち物を見直してから、最適なサイズの収納ケースを用意しましょう。
先に収納ケースを買ってしまうと、不要なものまで収納ケースに詰め込みがちになります。
自分に合うちょうど良い『物の量』が把握できれば、最適な収納ケースも見つけて綺麗に収納できます。
残りが少ないシャンプーや歯磨き粉、残りが少ないラップなど、毎日使う日用品は、残りが少なくなってきたら新しい物を購入してストックしていますよね。
まだシャンプーが残っているのに、買ってきたばかりのシャンプーに手をつけてませんか?
歯磨き粉も、古い方から先に絞り出して使おうと思っていたのに、気づいたら新しい方を使い始めてたことはありませんか?
残りが少ないラップ、何も包めなかったことはありませんか?
実際、ちょっとしたストレスになりますよね。『もったいない!』と声が上がりそうですが、ちょっとしたイライラを感じながら使う時間のほうが「もったいない」です。
ある程度まで使って新しい物に手をつけたなら、そのまま古いほうは処分しましょう。
読まない本をそのままおいておくと、ホコリが被ったり湿気を吸収して本が劣化してしまいます。
本は一度読み終わると、また同じ本を読み直すことはほとんどありません。人によっては小説を何度も読み返す方もいるかもしれないし、参考書ならじっくり何度も読むという方もいるかもしれません。
何度も読み返す本は人によって違います。自分の傾向を知っているなら、ぜひそのジャンルの本は残して、他の読まないだろうと思う本は処分してみましょう。
図書館へ行けば簡単に借りることができるし、電子書籍ならいつでも好きな本を読むことができます。
冷蔵庫の中、レトルト食品、調味料のストックなど、賞味期限切れのものがないかチェックしてみましょう。
忘れ去られた食品が、かなり前に期限切れとなっているかもしれません。ぜひそのような食品があれば迷わず処分しましょう。(もったいない気持ちは、『次は買わないぞ!買っても使い切るぞ!』に変えて。)
冷凍庫の中もチェックすると、いつ冷凍したのか分からない食品が底の方から出てくることも。全部出して、掃除も兼ねてチェックしてみましょう。
なんとなく使っているけれど、使っても気分が上がらないものや大切にしたいと思わないものがあるのではないでしょうか。そのような物は、お気に入りではないでしょう。
お気に入りのものを使っていたら、大切に使おうと思えるし、使っていて気分が良いはずです。
家の中がお気に入りでたくさんになれば、きっと毎日の生活も充実するはずです。少しずつ自分のお気に入りを増やしてみましょう。
乱雑に置かれているものは、大切に扱っていない=処分しても困らない物です。
この乱雑に置かれている物の中から一つ何かなくなっていたとしたら、あなたは気がつくでしょうか。もし気付いたとしても、すぐには気が付かないはずです。
大切なものは毎日使っている、または見ているはずなので、失くしたとしたらすぐに気付きます。
乱雑に置いていても大切なのであれば、ぜひ今すぐ整理してください。趣味のぬいぐるみなら、何かケースに入れて飾ってみるのも良いでしょう。
【注意】捨てて後悔するもの3選
勢いで捨ててしまうと後悔するものを3つ紹介します。
- 2度と手に入らないもの
- 同じ用途だけどお気に入りのもの
- 思い出の品
一つずつ解説します。
使っていないからと捨ててしまい後悔するものの一つとして、2度と手に入らないものがあります。
- 昔から趣味で集めていた雑誌
- 好きなアーティストのグッズ
- 数量限定のアイテム
正直どれも探せばあるかもしれないし、高額でも売っている可能性があるものばかりです。ですが、手に入りにくいことは事実です。
捨てても後悔しない自信があれば、すぐに処分しても後悔しないはずです。
「いつか手放そう、けどまだ手放すのは今じゃない」と感じるなら、宅配型トランクルームを利用して保管しておくこともオススメです。
物が多いと、同じ用途だけどお気に入りのものと、そうでない物がたくさんあるはずです。
粗品でもらったペンやタオルなどがたくさんある方も多いでしょう。
しかし、書き心地がよいペンや使い慣れたペン、感触の良いタオルなど、きっと『お気に入り』があるのではないでしょうか。
用途が同じものがたくさんあっても、結局使わない物がかならずあります。
「たくさんあるから」と勢いで捨てずに、お気に入りのものだけ残してものを見直してみましょう。
子どもが作った作品や、旅行先で買ったアイテムなど、思い出のあるものは最後まで残しておくことをおすすめします。
特に子どもの作品は、勢いだけで処分してしまうと後悔してしまいます。処分するなら、写真を撮ってからでも遅くありません。違う形で残せるよう、工夫してみましょう。
思い出の品は、断捨離の一番最後に見直すことをオススメします。
- 思い出に浸って断捨離が進まなくなる
- ある程度断捨離した後なら、飾ることができる
『捨てたい』衝動にかられるワケ
急に『捨てたい』と衝動にかられた経験のある方は多いはず。なぜか『捨てたい!!!』と思った方は、なぜそう思ったのでしょうか。
捨てたい理由がわかると断捨離のスピードも早くなるはずなので、ぜひ参考にチェックしてみてください。
- イライラする
- 生活が不便だと感じる
- 捨てたら解決しそうだと思う
一つずつ解説します。
物がたくさんあるとおもちゃや本、洋服が床に散乱してしまい、部屋が散らかってしまいます。
散らかった部屋だと探し物が難しくなり、イライラしてしまうことも多いでしょう。
イライラやストレスは、心地よい空間から遠ざかる原因になります。
無意識に「イライラすることを避けたい」と感じているのかもしれません。
物の山に囲まれていると、日常の動線が妨げられます。
例えば、洋服がたくさんあることから洋服選びに時間がかかり、朝の準備がスムーズに進みません。
掃除や片付けも大変で、生活の質が低下します。物が多すぎると部屋が狭く感じられ、気持ちも重くなります。
生活への支障を感じることで、物が多いことに嫌悪感を抱いていることから急に捨てたいと思うのでしょう。
物が多くて生活に不便を感じると、「ここに物がなければ…」「もっと物が少なければいいのに」と感じたことはあるのではないでしょうか。その感覚が、『捨てたい』衝動のキッカケかもしれません。
物を整理し不要なものを捨てることで部屋がスッキリし、気持ちも軽くなります。
例えば、使わない服や古い書類を整理してスペースを確保することで、生活が快適になるでしょう。
物を整理することで、部屋が広く感じられ、探し物もスムーズに見つけられます。捨てることで普段のイライラや不便さが解決できるはずです。
【もし捨てたとしたら…】変わること5つ
もし断捨離をしたとしたら、どのような生活に変わると思いますか?
ここでは、断捨離をして変わることを5つ紹介します。
- 時間が増える
- 夫婦仲・家族仲がよくなる
- お金が貯まる
- 頑張らなくて良くなる
- 幸福度が上がる
一つずつ解説します。
物が少なくなることで、散らかったとしても短時間で片付けることができます。
また、掃除もしやすくなるので家事の時間も短縮できるでしょう。
その結果、今まで家事に費やしていた時間を、家族や友人とのお出かけや趣味の時間として使えるようになります。
好きなことに費やせる時間が増えるので、結果として「時間が増えた」と感じるでしょう。
物が少なくなることで、家の中が常に片付いた状態をキープできます。そのため、家族も家の居心地が良くなり、ストレスを感じることが少なくなるので機嫌が良くなるはずです。
機嫌が良ければ夫婦喧嘩も減り、子どもとも機嫌よく接することができるでしょう。
夫婦仲が良ければ、子どもの心も穏やかになります。
また、片付いた家なら誰かを招きたくなることもあるでしょう。楽しい時間を過ごせるので、交友関係にも良い影響があります。
物が少ないと無駄な出費が減るので、自然とお金が貯まるようになるでしょう。なぜ出費が減るかというと、何を持っているか把握できるようになるからです。
断捨離をする前の物が多い時は、セール品を買って満足したり適当にものを選んで買ったりすることも多いはず。
ですが、物が少なくなると少々高くてもお気に入りのものを買いたくなったり、長く大切にものを使えるようになります。
他にも家にいる時間も増えるので、外出先で無駄な出費をする機会が減ります。
このような行動や意識によって無駄な出費が減り、お金を貯められるようになるのです。
物が少なくなることで散らかっていても簡単に短時間で片付けられて、掃除もスムーズに済ませられます。サクッと掃除ができること自体、かなりストレスも負担も減るはずです。
物が多い人の中には、掃除機をかけるだけでも大掛かりな片付けから始める人も多いのではないでしょうか。掃除に時間がかかる方は、一度物が多くないか見直してみることもオススメです。
衣類が少ないだけでもラクになります。クローゼットに余裕があれば、洗濯し乾いた衣類はサクッと片付けられます。毎朝の服を選ぶことすら、すぐに決められます。
頑張らなくてもスムーズに生活できるので、心にも余裕ができますよ。
物が多いことで安心すると感じている方も多いでしょう。しかし、物が少ないからこそ「充実している」と感じ、幸福度が上がります。
物に関してだけではなく、時間が増えることで様々なことに挑戦したり、楽しんだりできるようになります。経験や体験を増やすことで自分の自信にもなるので、これでさらに幸福度が上がるでしょう。
心にも余裕が生まれるので、毎日、充実感や達成感を感じられます。
断捨離のコツ
断捨離をすること自体、かなりハードルが高いと感じるでしょう。しかし、「ちょっとものを見直すだけ」と考えるだけで、全く断捨離へのハードルが変わるはずです。
まずは一番気になる場所や、不便さを感じる場所から断捨離を始めてみましょう。
自宅に帰ってきてすぐ、靴が散らかっている玄関が気になるなら並べるだけでもいいのです。ついでに収納されている靴を見直して、しばらく出していない靴があれば処分するか考えるだけでも良いでしょう。
毎日15分だけでも「ものを見直す時間」を作り捨てることで、物が減っていることを実感できるはずです。
断捨離のビフォーアフター写真を撮っておくこともオススメです。物が減っていることを客観的にみて感じることができます。
まとめ
以上、即捨てしても困らない物や、逆に後悔してしまう物の紹介、断捨離した後に変わることや、断捨離のコツについて紹介しました。
捨てても後悔しない困らない物10個は以下の通りです。
- レシートなどの紙
- 用途が同じもの
- 1年以上使っていないもの
- 壊れたもの
- 収納しきれないもの
- 残りが少ない日用品
- 読まない本
- 期限切れのもの
- お気に入りではないもの
- 乱雑に置かれているもの
これらは、即捨ててもOKです!サクサク捨てると一気に片付いてやる気も出ます。
逆に、捨てたら後悔するものを3つは、以下の通りです。
- 2度と手に入らないもの
- 同じ用途だけどお気に入り
- 思い出の品
特に『思い出の品』の中でも、子どもが作った作品やプレゼントは後悔してしまいます。処分するなら先に写真を撮っておくといいでしょう。
また、思い出の品から断捨離を始めてしまうと、思い出に浸ってしまい作業が進みません。
思い出の品は、一番最後に見直すことだけ気をつけてみてください。
もし断捨離をして物が少なくなれば、今の生活の不便さやイライラを解消できるはずです。物が少ないことで時間やお金が増えて、ストレスも減り幸福度が上がるでしょう。
毎日少しずつ断捨離を続けることが大切です。ぜひ理想の生活をイメージしながら、一緒に断捨離してみましょう。