すっきり、シンプル暮らし 
「なんだか部屋を見るだけでうんざりする」と感じている方は、すでに生活に支障が出ているかもしれません。
どうにかして部屋の状況を変えて、うんざり解消したいですよね。
うんざりを解消するには、まずは物を減らして整理してみましょう。
この記事では物が多いことでの問題と、それを解決するための具体的なコツを紹介します。
物を整理することは心の平和を取り戻し、生活を豊かにするための第一歩とも言えます。
片付けが苦手な人でも、小さな成功体験を積み重ねることで自信をつけることができます。
紹介するコツを活用して、より快適な生活空間を手に入れましょう。
物が多いことでの問題点
物が多いという状況は、生活の質を大きく低下させてしまいます。
ここでは物が多いことでの問題点を5つ紹介します。
- ストレスが溜まる
- 時間の浪費
- 心配事の増加
- 集中力の低下
- 買い物のしすぎ
一つずつ解説します。
物が多いと物の紛失が多くなり、片付けも大変なのでストレスが溜まりやすくなります。
また、ただリビングで過ごしているだけでも物が多いとストレスになるでしょう。
物が多い景色が視界に入るだけで、常に雑音のなかにいる状態と同じです。これではゆっくりリラックスしたくてもできず、心身の健康にも悪影響です。
少しだけでも物を整理することで、このストレスを軽減することが可能です。物を整理するだけでストレス発散できますし、リラックスできる部屋に変えることができます。
物が多いと探し物に時間がかかったり、片付けに時間がかかったりします。結果として自由に使えるはずだった時間が、物に奪われてしまっていると言えます。
例えば、必要な書類を探すのに時間がかかると、その分ほかの作業時間が減ってしまいます。
しかし物を整理して定位置を決めておけば、サクッと必要な物を取り出すことができるので、探し物にかかる時間を大幅に短縮することができます。
時間がないと感じているなら、よく使う場所だけでも整理してみましょう。整理されていることで、時間を有効に活用できるようなるはずです。
物が多いと、どこに何があるのか把握するのが難しくなり、心配事が増えます。無意識に心配事をしていることも増えるので、余計なストレスが溜まってしまいます。
また物が多いことで物の管理が難しくなり、物の紛失や破損のリスクも。
整理する時間が取れない方は、まずは物の「一時保管場所」を作ることをオススメします。
一時的に保管できる場所があれば、後でまとめて片付けることができます。
どこに何があるか把握しているだけで、心配事を減らすことができるでしょう。
物が多いと視界に入る物が散らかった状態となり、集中力を散漫にします。これは仕事や勉強の効率を下げる可能性があります。
特にデスク周りが物で溢れていると、仕事に集中するのが難しくなります。
集中できないと感じているなら、一度デスクの上に何もない状態を作ってみましょう。
デスクやテーブルの上に物がない状態だと、作業に集中できるだけではなく、作業開始するまでの時間も短縮できます。
物が多いことで何があるのか把握しきれず、同じものを買いなおした経験がある方は多いのではないでしょうか。
せっかく買ったのに、後日探し物が出てくることもありますよね。同じものを2つも持っていても、1つしか使わないはずです。
このように物が多いことは、無駄な出費につながってしまいます。無駄な出費は、普段の生活にも支障をきたします。
すでに毎月の生活費にヒヤヒヤしている方は、ぜひすぐに物の見直しをしてみましょう。見直しをして物を把握しておくだけで、無駄な出費を抑えることができますよ。
スッキリ変身！部屋の物を減らすコツ7つ
物を減らすコツを7つ紹介します。これらのコツを実践することで、より快適な生活空間を手に入れることができます。
少しずつ実践することで簡単にできるコツばかりなので、ぜひ1つだけでも意識して生活してみましょう。
それでは一つずつ解説します。
物の定位置を決めることで物を探す時間が減り、片付けもスムーズになります。
また、物の定位置が決まっていると物の管理もしやすくなり、物の紛失を防げるので無駄な出費を抑えることもできるでしょう。
家族が爪切りを探していたとしても、「そこの棚の一番上の引き出しだよ」と言葉で伝えるだけで探し出せるようにも。
まだ物の定位置が決まっていない方は、家族の探し物を一緒に探すことも多いのではないでしょうか。
どこに何があるか家族みんなが分かっているだけで、自分の負担も家族のストレスも解消できます。
自宅に届く郵便物やチラシなどの紙類は、その場で整理しましょう。
すぐに整理しておくことで、必要な情報をすぐにチェックでき、散らからずに片付けることができます。
また、子どもが学校や園から持ち帰ったお手紙も同様に、チェックしたらすぐに整理しましょう。
学校や園からのお手紙の中には、参観日のお知らせや給食の献立表などもあります。このような一定期間保管が必要な書類は、スマホで写真を撮ってデジタル保管しておくのもオススメです。
テーブルの上は物で溢れやすいので、何も置かないことを意識して整理しましょう。
テーブルの上がスッキリしているだけで片付いた印象となります。また、テーブルの上がスッキリしていると、気分もリフレッシュされ心地よく過ごせるでしょう。
テーブルの上に物を置かないことで、サッと作業に取り掛かれます。集中することができるので、仕事の効率も上がります。
物の「一時保管場所」を作ることで、後でまとめて片付けることができます。保管用にカゴや収納BOXを用意しておきましょう。
忙しくてもこの「一時保管場所」にとりあえず保管しておくだけで、物の紛失を防ぐことができます。
とりあえずまとめて入れておけばいいので、いざ使用する際にも簡単に見つけられます。
子どものおもちゃはざっくりと大まかなカテゴリーで整理することで、子ども自身が片付けやすくなります。
また、おもちゃの整理を子ども自身に任せることで、子ども自身が自分で管理できるようにもなるでしょう。
一緒に片付けて、子どもの片付ける様子を見ながらカテゴリー分けを決めると、子ども自身で収納場所を覚えて片付けやすくなるはずです。
ぜひ子どもと一緒に、おもちゃの整理をしてみましょう。
物を処分する際は、「使う」「使わない」で判断することで、必要なものだけを残すことができます。
使うか使わないか考えながら物を見直すことで、物の量を減らすだけでなく、本当に自分に必要なものについて知る機会にもなるはずです。
必要なモノが自分でわかっているだけで、無駄な出費も減らせます。
ぜひ一度モノを見直して「使うモノ」を把握してみましょう。
物が多いと、どこから片付けたら良いか分からない方も多いでしょう。
まずは、片付けやすいところから始めることをオススメします。
１箇所でも整理できると、あなたの「片付け成功体験」が一つ増えます。この成功体験を積み重ねることで、片付けのモチベーションも保てるでしょう。
片付けが苦手な人は、特にこの成功体験を積み重ねるステップはオススメです。
「片付けが苦手だと思っていたけど、私でもできる！」と自信をつけることもできます。
一気に片付けようとせず、片付けやすいところから少しずつ片付けることを意識してみてください。
【簡単】片付け方法・コツ
さらに簡単に片付けを進めるためのコツを3つ紹介します。
片付けがスムーズに進められるよう、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 収納目安は8割に
- ゴミ置き場の確保
- 思い出の品はデジタル化
一つずつ解説します。
収納は8割までとすることで物が溢れ出すのを防ぎ、すっきりとした空間を保つことができます。
また、新たに物を入れるスペースも確保できます。
もし収納箱の中が満杯なら、すぐにモノを整理し始めましょう。
必要なものしか入れていないと思っていても、意外と不要なものも詰め込んでしまっているはずです。
収納は8割までを目安に、必要なモノを収納しておきましょう。
どの家にも、ゴミを一つにまとめておくゴミ箱は置いてあるはずです。ですが、それとは別で小さいゴミ箱も設置しておくことをオススメします。
テーブルの近くに小さいゴミ箱を設置しておけば、すぐにサッとゴミを捨てることができるので捨て忘れも防ぐことができます。
「小さくてもゴミ箱は増やしたくない」そのような方は、テーブル使用時だけポリ袋を用意してゴミをまとめておくのもオススメです。
子どもがいると、作品や写真などの思い出の品が多くなりますよね。思い出の品は簡単に捨てられず、たくさん溜まってしまいます。
そのような思い出の品は、デジタル化することをオススメします。
保管スペースを取らずに大切な思い出を保持しておけます。
デジタル化しておけば、いつでもすぐに見返すことも可能です。
まとめ
物が多くてうんざりしている方は、１箇所だけでも整理することでうんざりを解消できます。
物が多いだけで生活の質が下がり、ストレスや集中力の低下、浪費につながります。
- ストレスが溜まる
- 時間の浪費
- 心配事の増加
- 集中力の低下
- 買い物のしすぎ
1つでも当てはまる方は、目次より「スッキリ変身！部屋の物を減らすコツ7つ」をタップして、ぜひ読み返して実践してみてください。
今まで片付けが苦手だと感じていた方も、少しずつ片付けることで苦手意識を克服できるはず。
この記事が参考になれば幸いです。
片付けは自信にもつながるので、ぜひ一緒に片付けてうんざりを解消していきましょう！
