あなたは物が多すぎて片付かないと悩んでいませんか?
引越し準備に追われているのに、どこから手をつけたらいいかわからない。
グッズや服がたくさんあって全部大切だから捨てられない。
片付けないと部屋が汚くて居心地が悪い。
私も同じように悩む時期がありました。物が多くて部屋が散らかっていて、掃除もままならない状態です。でも、ある方法を試してみたら、物を減らしてスッキリした部屋にすることができました。
その方法とは、
- 家に新しくモノを増やさない
- 不用品を手放す
- 捨てる以外の方法でも処分・保管する
の3つだけです。これだけで、片付けの時間も労力も半分以下になりました。
この記事では、私が実践した片付けのコツを詳しくご紹介します。
物が多いと片付けが嫌になってしまう人には特におすすめな方法です。
最後まで読んでいただければ、あなたも片付けのスイッチが入って、物が多い部屋でも片付けられるようになるでしょう。ぜひ、最後までチェックしてみてください。
物が多すぎ!片付ける箇所の順番
物が多すぎる場合の片付けは、どこから手をつけたら良いか分からず悩みますよね。
そこで、片付ける箇所を順番にして紹介します。
きっとこの順番で片付けることで、迷わず片付けられるはずです。
- ①玄関
- ②キッチン
- ③リビング
- ④寝室
- ⑤その他
一つずつ解説します。
玄関は、家の顔とも言える場所です。来客があった際に物が多いと、相手に不快感を与えるだけではなく自分も恥ずかしい思いをしてしまいます。
なので、まずは玄関の物を減らすことが大切です。
玄関に置きすぎてしまうアイテムとして、靴以外にも傘や子供の外遊び用のおもちゃなどがあります。
傘は1人1本持っていたら十分です。家族分以上にあるなら、必要な分だけ残して処分しましょう。
子供の外遊び用おもちゃは壊れていませんか?プラスチックの砂場用スコップなどの縁は欠けていませんか?少しでも壊れているおもちゃがあれば、一度見直して処分するようにしましょう。
収納から外遊び用おもちゃや靴などが溢れてしまうなら、収納場所を見直してみましょう。
キッチンは毎日使い、料理をする場所です。物が多いと料理の効率が悪くなるだけでなく、衛生的にも問題があります。
まずは、賞味期限切れの食材や、使わない調理器具を捨てることが大切です。次に収納場所を決めて、調理器具や調味料を収納しましょう。
砂糖や塩、コショウなどの調味料は同じ場所にまとめて収納すると、料理の効率が上がります。たまにしか使わない調味料もまとめておくことで、自分に不要な調味料であることがわかるかもしれません。
また、キッチンは常に清潔であるべき場所です。掃除や片付けがしやすいようにモノを減らして収納しておきましょう。
リビングは、家族が集まる場所です。物が多いだけで、圧迫感から安らげない空間になりやすい箇所でもあります。
まずは、リビングに不要な物を見極めて処分したり、収納場所を移動することが大切です。
子どものおもちゃ類や本棚をリビングに置いている方も多いのではないでしょうか。おもちゃ箱の上に布を一枚被せておくだけで、乱雑に入れていても見た目は綺麗に見えます。
本棚も高さの違う本が並んでいるなら綺麗に並べるか、見えないように工夫をしておくだけで簡単にスッキリとします。
また、テーブルの上にティッシュやリモコンが乱雑に置かれていないでしょうか。何もテーブルの上にないことが理想ではありますが、使いやすさを考えるとティッシュとリモコンは最低限置いておいてもOK。ティッシュはケースに入れたり、リモコンの収納ボックスを使用するだけで片付いて見えますよ。
寝室はゆっくりリラックスして休む場所です。できるだけ物がない状態が理想ですが、物が多いとゆっくり休めず、ストレスを感じるでしょう。
まずは寝室に相応しくないものを処分または移動することをオススメします。クローゼットにしまうはずの衣類が出たままになっているなら、きちんとクローゼットに収納しましょう。
その他の箇所は、洗面台や浴室、お家によってはパントリーやフリースペースなどがあげられます。玄関やリビングなどと同様、まずは明らかなゴミや不要な物、壊れている物などから処分してみましょう。
とはいえ、どこの箇所も「やる気が出ない」という方もいるはずです。そのような方は、まずはお財布やカバンの中から整理してみましょう。レシートやお菓子のゴミが入っているかもしれません。明らかなゴミは迷わず捨てて、スッキリさせると他の箇所も片付けのやる気が出るはずです。
モノを処分する基準
物が多すぎて片付けられない場合、そもそもモノを処分する基準がよく分からないといった方も多いのではないでしょうか。
モノを処分する基準は簡単に3つあります。
- 収納から溢れているモノ
- 長年使っていないモノ
- 乱雑に置いてあるモノ
一つずつ解説します。
収納に入りきらないモノは迷わず処分することをオススメします。また、収納から溢れてはいないけれど持っていることを忘れていた物があれば、迷わず処分して大丈夫です。
モノを減らすことでサクッと収納に物を入れることができ、それだけで片付いて整理された見た目になります。
1年以上使っていない物があれば、迷わず捨てるようにしましょう。
使用頻度が低いものは収納の手前にしまうことで忘れることがなく、物の見直しもしやすくなります。
処分に迷う物があれば、次はいつ使うのか考えてみましょう。「いつか使うかも」と思うものは基本的に使うことはないので処分してください。
服は、1年以上着ることがなかったのなら処分しましょう。お気に入りで捨てられないのであれば、一度その服を着て出かけてみてください。着て出かけてみると、案外お気に入りではないことに気が付くケースもあります。
必要な物だから処分できないと思っていても、乱雑に置いているということは不要な物である可能性が高いです。
まずは乱雑に置いてある物を整理して、必要な物と不要な物を分けることをオススメします。
必要・不要で仕分けたら、必要な物は収納し、不要な物は処分するようにしましょう。
必要でも収納から溢れてしまうこともあるでしょう。その場合は、再度見直しをしてみると「やっぱり要らないかな」と感じるものも中にはあるかもしれません。
収納ケースや棚を増やすのはもっと片付いてからで間に合います。今の段階では、絶対に収納を増やすことはしないようにしましょう。
片付けるコツ
物の処分する基準がわかったら、次に片付けのコツを実践してみましょう。
- 片付いた部屋で何をしたいか想像する
- 捨てやすいゴミから捨てる
- 負担にならない量だけ片付ける
一つずつ解説します。
今、部屋が片付いていたら何をしたいですか?これから部屋が片付いたら、何をしたいですか?
ゆっくり読書している自分を想像したり、片付けがラクになる部屋にしたいと思ったりすることは、片付ける上で大切なことです。
片付いた部屋で過ごす時間をイメージすることで、片付ける意欲が高まります。また、散らからない部屋を想像することで、どのような収納方法が効果的かを考えることもできます。
想像(イメージ)に近づけられるように、片付けをしてみましょう。
片付いた部屋をイメージしたら、さっそく捨てやすいゴミから捨ててみましょう。
片付け意欲(やる気)があるうちに、サクッと手に取って捨ててみてください。
明らかなゴミ以外は、「まだ、使えるかどうか?」ではなく、「今、使えるか? 使いたいか?」を基準に考えます。
片付ける箇所で迷ったら、まずはお財布の整理から始めてみましょう。
片付けは毎日継続することが大切です。1日15分だけと時間を決めて片付けを続けることも効果的です。
負担にならない範囲・量だけ片付けることで、徐々に部屋が片付いていくことが実感できます。
また、短時間の片付けなら無理なく継続することができます。1度に片付けようとせず、日々少しずつ「捨て習慣」をつけてみましょう。
捨てるか悩む服は、着てお出かけしてみるとまだ着たいかどうか考えやすいですよ。
捨てる以外の手放し方を見つける方法も大切です。
モノを増やさないコツ
片付けのコツを実践したら、次に物を増やさないよう意識します。
簡単にできる物を増やさないためのコツは以下の通りです。
- モノを買わない
- 収納場所を決めておく
- 不要ならすぐに処分する
一つずつ解説します。
モノを増やさないコツとして最も効果的なコツは、モノを買わないことです。必要な物以外は買わないようにしましょう。
以下のような物は、一度購入前に考えてみましょう。
- すでに家にあるもの
- あっても無くてもいい雑貨や小物
- 雑誌
- 似たような服、靴など
これらは、購入する前に一度考えてみましょう。
もし買ったとしても、すでにある物や他の代用品で足りることや、買っても使わないことになりかねません。
買ったら同じ分だけ捨てることも合わせて意識すると良いでしょう。例えば、新しい服を買ったら、同時に古い服を処分することで、モノを増やさないようにすることができます。
私は迷ったら買わずに帰宅するように意識しています。どうしても必要な物なのか?と考えると、案外そうでもないことに気付けたりするのでオススメです。
買い物前に買い物リストを作るのも効果的でした!
物の住所が決まっていると綺麗な状態を保ちやすくなります。
片付けも短時間で済んでラクになるので、収納場所を決めることは大切です。例えば、洋服ならクローゼットに収まるだけしか持たない、といった感じです。
まずは帰宅後すぐにできることから実践してみましょう。靴箱に靴をしまう作業は、きっと簡単に実践できるはずです。
不要なものはすぐに処分すると、物が増えずに済みます。
例えば、郵便物など外から持ち込む紙類は、その場で「いる・いらない」を判断し、いらない物は即処分することが大切です。
また、新しいモノを1つ家に入れるときには、代わりに何か1つ手放すことを意識することで、モノがどんどん増えるのを防ぐことができます。
どうしても捨てられないモノは、一旦処分を保留にしておきましょう。時間が経てばすんなり捨てられるかもしれません。
『捨てる』以外の片づけ・処分方法
最後に、『捨てる』以外の処分方法について紹介します。「どうしても捨てられない」「全部いるものだ」「もったいない」そのように感じる方も多いのではないでしょうか。
少しでもラクに考えて片付けや処分ができると、散らかった部屋もキレイに整理できるはずです。
以下の方法なら捨てられない・片付けられない悩みを、ラクに解決できるかもしれません。
- フリマアプリで売る
- 屋内型・屋外型トランクルームを借りる
- 宅配型トランクルームを利用する
一つずつ解説します。
「全部いる物!」と思っていても、心の底での本音は「もったいないから…」「捨てるのもったいないだけ」とちょっとでも思っていませんか?それならお金に変えて手放してみると、すんなり処分できるかもしれません。
フリマアプリなら自分の好きな値段で出品できてオススメです
売れ残る可能性もあるため、価格設定には注意が必要です。また、発送や取引に時間を要することもあるため、余裕を持って取り組むことが大切です。
手間をかけたくない方は、リサイクルショップに持ち込んでみるのも良いでしょう。フリマアプリほどの値段にはなりませんが、値段がつくものはその日のうちに買取してもらえるので、手間をかけずに手放せますよ。
自宅で保管したいけれど物が散らかっていて整理すらできないという方は、自宅の他で収納スペースを確保する方法がオススメです。
どういうこと?
「トランクルームを借りる」ことで、簡単に自分だけの収納を増やせるというわけです!
トランクルームといっても屋内型・屋外型などのタイプがあり、それぞれメリットやデメリットがあります。
温度・湿度の管理がされているところなら大切な衣類や書類・本をトランクルームに保管しておいても安心。料金は1つのスペースごとで決まり、相場は約5,000円からの利用が可能です。
近くに屋内型・屋外型トランクルームがない方や、トランクルームまで荷物を運びたくない(運べない)方は、宅配型トランクルームがオススメです。
宅配型トランクルームなら、自宅から荷物を発送し預かってもらうシステムなので、わざわざ荷物を運ぶ必要がありません。
料金は1箱いくらと決まっていて、屋内型・屋外型トランクルームよりもリーズナブルに利用できます。
温度・湿度が管理されていて、セキュリティも万全なので、季節物の衣類や雑貨・大切な書類や本も劣化を防ぎながら預けることができます。
まとめ
物が多すぎて片付かないと悩んでいる方は、
- 玄関の靴を片付けたり、整理したりする
- カバンの中を見直す
- 財布に入れたままのレシートを捨てる
など、すぐに終わる範囲や箇所から物を整理してみましょう。
不要なものは何もない!という方もいるはずです。もし、それであれば大切に保管しておきましょう。
ただし自宅に保管しておくと散らかった部屋の状況は何も変わりません。
「少しでも状況を変えたい」「部屋を片付ける必要がある」という方は、トランクルームを利用しながら少しずつ整理してみることもおすすめです。
毎日たった5〜15分だけでも片付けをすることで、必ず部屋は片付きます。
この記事が参考になれば嬉しいです。諦めずに一緒に片付けをしていきましょう!